「恋のエチュード」について
以前、ビデオとLDで初めてこの作品を観たとき、テレシネに使用されたプリントの状態が悪かったのか、あまり良い印象をもっていなかったのですが、数年前にジュエルケースに入って他社から発売されていた盤を買って観たら画質がかなり鮮明になっていた(特に室内や夜のシーン)ので、「恋のエチュード」はトリュフォー作品の中でも好きな1本になりました。しばらくしてこのBOXが発売されると知り、山田宏一氏が監修(字幕)に関わられているようだし、欲しかった「私のように美しい娘」も入っているので、ジュエルケース盤を手放しました。ところが、本BOXの「恋のエチュード」を観たら、ビデオ・LD盤と同じ画質じゃありませんか。非常に腹立たしい思いがしました。過去にビデオグラム化されている作品をリニューアルするなら、担当者は映像・音声等を確認・比較して、最良のものを商品としてリリースしてもらいたいものです。
14の恋の物語シリーズでは最高の組み合わせ!
「14の恋の物語」シリーズでは、この第3巻が一番良い組み合わせだと思いますが、4枚組にしては高いですね!単品で揃えた方が安いかもしれません。作風で統一するなら、「私のように美しい娘」の代わりに「隣の女」を入れた方が良かったかもしれません。いずれにしろ、名作揃いです!
わたしのような美しい娘について
運命的な犯罪論者は、ことごとく自己正当化にはしり、ついには好感まで抱かれてしまうという悲劇。 時代の悲しさか?男にとっては皮肉か? 絶対、放っておけなくなるような女にはちがいない。
名作鑑賞の喜びとコメンタリー特典!
「ジュールとジム」は私の青春の映画。何百回と観たか、原作本まで買い求めてこの作品に夢中になれた若い私自身が思い出され素晴らしい。 そして特典コメンタリーにジャンヌ・モロー! あの彼女が思い出すようにこの作品をなぞる楽しさ!と言ったら! 私的トリュフォー初の出会い作品「恋のエチュード」!!! コメンタリーに不満(レオにやって欲しかった)だけど、美しくて痛々しくて言葉で表せない。 とにかく贅沢に贅を尽くしまくったシリーズ3ですが、アンリ・ピエール・ロシェ原作2作が収録されているだけでもトリュフォーファンなら喉から手がでるほど欲しくなるというものです。感謝感激ですよ!! 傑作コメディー「私のように美しい娘」・・・初のDVD化だそうですが、発売前主演のラフォンがコメンタリーを担当すると聞いていたので残念。orもしくは最近「アメリ」のナレーションでも活躍中のアンドレ・デュソリエでもいいんじゃなかったのかなぁ、って残念です。 でもファンならこの一品は今は亡きトリュフォーの残してくれたプレゼントだと思えば・・・満足120%です。
トリュフォー作品、これでほぼ出揃う。
トリュフォー作品のDVDボックスの3シリーズの最後。 このシリーズ3セットと、フォックスから出ている「フランソワ・トリュフォー DVDコレクション (5枚組) 」、単品の「華氏451」と「アメリカの夜」で、初期から遺作までのほとんどをコンプリートできました。 山田 宏一著「フランソワ・トリュフォー映画読本」と合わせて、これで思う存分トリュフォー作品に浸ることができます。 幸せな時代が来たものです。 今回の「V」のボックスで嬉しいのは、ロードショー公開時見逃していた「私のように美しい娘」が初DVD化でいよいよ手に入ったことです。 ちょっと興奮しています。 自主上映会で観た白黒映画の「突然炎のごとく」からほぼ30年。 それらの名作は時とともに新しい発見を与えてくれます。 今回のDVD化をきっかけに、新しいファンが増えてくださるといいなと思います。
日本ヘラルド映画(PCH)
フランソワ・トリュフォー DVD-BOX「14の恋の物語」[II] フランソワ・トリュフォー DVD-BOX 「14の恋の物語」[I] ビクトル・エリセ DVD-BOX ロベール・ブレッソン DVD-BOX 2 フランソワ・トリュフォー映画読本
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