読んでみて、世銀について考えてみよう
著者は、世界銀行の元「副総裁」である。 欧米人が要職を占める国際機関にあって、日本人にしては稀有なポストに上り詰めた人物である。 だからこそ、著者の業績について断片的に述べるにとどまらず、世界銀行の抱える問題点を浮き彫りにして欲しかった。 世界銀行の入門書としては一読の価値あり。 世界銀行にも私たちの多額の税金が投入されている。 注文をつけられるぐらいに良く知る必要がある。 著者が次作に取り組んでくれることに期待。
国際問題をもっと現実的な視点から見ることができる入門書
この本は、世界銀行で働く日本女性によって世界銀行の仕事のエッセンスについて平易な語り口で書かれた本です。著者がどのような青春時代をすごしてきて世界銀行に興味を抱いたのか、世界銀行ではどういった仕事をしてきてどういった苦労をしてきたのか、そして貧困のさなかにある国に対する融資がどれだけの苦難の道があるのかを分かりやすい語り口で書かれていて、大変面白かったです。 特に面白かった目次を抜き出してみると、 「電灯がつくと女性が勉強できる」 「発展途上国における賄賂と電気の関係」等 こうしたことは、いずれも、「女性の解放が経済的にも必須条件」であり、一国を豊かにするための不可避という著者の信念に基づくものです。 国際問題をもっと現実的な視点から関心を抱くことができる入門書です。
少し偏っているのでは
世銀の元副総裁が書いた本ということで期待して読んだが、内容的に少し偏りがあるように感じられた。筆者が女性として直面したチャレンジ、そして現在途上国の女性たちの置かれている困難な状況を考えても、少し「女性解放」に対して方の力が入りすぎているのではないか。男女の視点の違いというものにも少し決定論的な論調が感じられる。
明石書店
世界銀行ガイド ムハマド・ユヌス自伝―貧困なき世界をめざす銀行家 貧困の終焉―2025年までに世界を変える 未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家 D31 地球の歩き方 ブータン 2007~2008 (地球の歩き方)
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